気圧変化で起こる痛みの仕組みと、症状を和らげる改善法

「台風が近づくと腰や膝が痛む…」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。特に40〜70代の方の中には「天気が崩れる前に体が分かる」と口にされる方もいます。これは偶然ではなく、気圧の変化が神経や血流、関節に影響を与えるために起こる現象です。台風シーズンは体の不調が悪化しやすい時期ですが、原因を理解し対策を行うことで症状は軽減できます。
【問題の原因】
低気圧が近づくと、まず影響を受けるのが自律神経の乱れです。気圧の低下で交感神経が優位になると血管が収縮し、血流が滞ります。その結果、筋肉や関節に酸素や栄養が届きにくくなり、痛みやだるさが生じます。慢性腰痛や膝痛を持つ方では、すでに血流が悪化しているため影響を受けやすいのです。 次に、関節内圧の変化です。外気の圧が下がると関節内の圧力が相対的に高まり、膝や腰に違和感が出やすくなります。特に半月板や軟骨に炎症がある場合は、気圧変化で痛みが一層増します。 さらに、筋肉と関節のアンバランスも大きな要因です。長年の姿勢不良や運動不足で、一部の筋肉が「サボり筋」となり、反対側が「がんばり筋」として過剰に働くと、関節の適合性が崩れます。その状態で気圧の影響を受けると、局所に負担が集中し痛みが悪化してしまうのです。
【改善策】
症状を和らげるには、以下の3点を意識しましょう。
① 姿勢の改善 背骨と骨盤が整うことで、血流がスムーズになり関節への負担も減ります。椅子に座る際は背もたれに深く腰掛け、骨盤を立てるように意識してください。
② 日常動作の工夫 荷物を持ち上げるときは腰を曲げず、股関節と膝をしっかり曲げて体幹で支えましょう。歩行時に足裏全体から着地することを意識して、前に出す足よりも、後ろ足の蹴り出しを意識すると腰や膝の関節に余計な負担をかけずに済みます。
③ 関節トレーニング 関節を支える筋肉を一つずつ収縮させる特殊な方法です。体幹では腹横筋・多裂筋、膝では大内転筋・内側ハムストリングス、足では後脛骨筋・腓骨筋などを的確に働かせます。これによりサボり筋とがんばり筋のバランスを整え、関節の安定性が向上。
気圧の影響を受けにくい体づくりにつながります。
ポイントは「短時間でも毎日続けること」です。
当院では、シナプス療法を中心に施術を行っています。わずかに触れるだけで神経の伝達を整え、自律神経を安定させる施術法です。血流改善や回復力の向上につながり、腰痛や膝痛が和らぎやすくなります。
腰の痛みの原因が首や足首など別の部位にある場合でも、全身を評価することで根本改善を目指せます。 さらに、関節トレーニングの指導を徹底しています。
ご自宅でも継続できるセルフケアを一人ひとりに合わせてご提案し、症状の再発を防ぎます。必要に応じて栄養面のアドバイスも行い、内側からの改善もサポートしています。
台風シーズンに腰や膝が痛むのは、気圧変化により自律神経や血流、関節内圧、筋肉のバランスが乱れるためです。
しかし、姿勢改善・日常動作の工夫・関節トレーニングを継続すれば、症状は大きく軽減できます。
「整体院碧-ao-」では、神経と関節の両面からアプローチする独自の施術とセルフケア指導で、季節に左右されない体づくりをお手伝いしています。
「天気に振り回されない健康な生活を送りたい」と願う方は、ぜひ一度ご相談ください。
市原市の慢性腰痛・膝の痛み専門
整体院碧-ao- 院長 丸山