こんにちは
昨年からキャンプにどハマりしてる丸山です。
焚き火をしてるとすごく癒されるんですよね〜
日帰りキャンプや手ぶらでもできる施設も多くなってますので、もし気になってる方は今年から挑戦してみてはいかがでしょうか?
【痛み・痺れを改善するための水分補給について】
・いろんなところに痛みが出やすい
・筋肉が硬くて、靴下を履いたり、床から立ち上がるなどの動作がしづらい
・コーヒーや緑茶を1日によく飲む
・便秘気味である
・朝起きると体がガチガチで固まってる
そんなお悩みがあるあなたは、体の水分が足りていない可能性があります。
今回は【痛みや痺れを改善させるための水分補給】についての話です。
私たちの身体の大部分を占めるのは水分です。
最も水分量が多いのは赤ちゃんで体重の80%が水分です。年齢と共に失われて、幼児では70%、成人では男性は60%、女性は55%、高齢者では50%と減っていってしまいます。
赤ちゃんは新陳代謝が旺盛なため水分は不可欠です。
成人男女の水分差は筋肉量の差です。実は体内で最も多くの水分を抱えているのが筋肉の細胞です。朝起きると体がこわばってる方や足が攣りやすいかた、全体的に筋肉の硬さを感じる人は水分が足りていない可能性があります。
他にも血液やリンパ液、細胞の間も水分で満たされており、また硬い骨にも水分は含まれています。
これだけ多くの水分は体の中でどんなことをしてくれているのかというと
・栄養素や酸素を各器官に運んでくれる
・腎臓で濾過し、尿や排泄物として老廃物を排出する
・体温の調節をする
これらの通り水分は生命の維持をするための作用があります。
水分が足りず、これらの作用が滞ってしまえば、体に不具合が出るのも当たり前ですよね。
上の画像は健康な人の1日の水の出入りを図にしたものです。
不感蒸泄というのは汗や呼吸により水分が蒸発することです。
図のように1日に2400〜2800mlは排出されるため、体の機能を維持させるためには食事、代謝水以外に1日に1500mlは水分を摂取しなければいけません。
当院でも水分補給を積極的にしていますか?と聞くとコーヒーや緑茶をよく飲んでいる、という人がいます。カフェインの入ったものは、カフェインによる利尿作用でほとんどが外に出ていってしまうため、水分補給には適しません。
それでは何を飲めばいいのか?というと、当院では水、もしくはノンカフェインのお茶を推奨しています。
おすすめのノンカフェインのお茶はルイボスティーです。ルイボスティーはマグネシウムというミネラルが入っているため、筋肉の緊張を和らげる作用があります。
またスポーツドリンクは糖分が高いため、夏場で汗をかく人もしくはスポーツ中の水分補給としては良いですが、普段の生活で摂るには糖分が高すぎます。
糖を摂りすぎてしまえばビタミンB群の不足を招き、筋肉が硬くなりやすくなってしまいます。
以上のことにより、痛みや痺れを改善させる水分補給という観点では、水かルイボスティーなどのノンカフェインのお茶が、筋肉を和らげたり、血行をよくするなど体の新陳代謝をスムーズにしてくれるのでおすすめです。
【まとめ】
・水分補給の1日の目安 約1.5ℓ ( 目安は 体重 × 0.3ℓ くらい)
・摂るのであれば水かノンカフェインのお茶などで、おすすめはルイボスティー
・コーヒーや緑茶はあくまで嗜好品 楽しむ程度に
・スポーツドリンクやジュース類は糖分が高いので水分補給には向かない
補足として
・水分補給は少量づつこまめに飲むようにすること
・飲むことが辛ければお風呂に入った時に、湯船に浸かりながら摂取する
痛みや痺れが続く原因は、ご自身の生活の中を見直すことが大事です。
サプリメントを摂ったり、薬を飲んだりする前に、まずは一度ご自身の生活環境を見直してみることをお勧めします。